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ライブスポット

LIVE SPOT

2018.07.01

ライブハウス探訪【JAZZ RESTAURANT SATIN DOLL 六本木 サテンドール】

未知の扉を開くのは、いい大人にとっても意外と勇気がいる。でもできることなら覗いてみたいし行ってもみたい。そんなアナタに代わってM 3!のライターが、扉の向こうの気になる世界をレポートするコーナー。

 

【JAZZ RESTAURANT SATIN DOLL

(東京・六本木)サテンドール】

 

 

本物の音楽を絶品料理&美酒とともに楽しむ。これ以上に贅沢な時間がほかにあるだろうか

 

六本木駅3番出口の裏あたりに位置するサテンドール。外国語が飛び交うハイセンスな飲食店が立ち並ぶ中を、1分ほど歩けば到着。ビルの5階でエレベーターを降りるとシックな扉が。開けた途端、喧騒とは別世界の緑あふれる空間が広がる。これは間違いなく良い時間を過ごせそうだ。

 

 

 

 

ライブまでの時間、食事と冷えたビールでリラックスするとしよう。ここはオーナーの井上修一氏(昨年8月に逝去)のこだわりが詰まった店づくりをしているそうで、そのひとつが料理の旨さだという。井上氏は「高くていいものは当たり前」と、乾き物しかないライブハウスが普通だった時代に、本格的なフレンチをリーズナブルに出し始めたという。

 

他にも、全ての席がステージに向かった配置なのも彼のこだわりらしく、首が辛くならないのが嬉しい。井上氏は、相席の客同士が仲良くなれるようにとの想いも込めて、席づくりをしたそうだ。

 

 

カージェリー・スタウト。ロシアの女帝が愛した至福の黒

 

彩り野菜のサラダ。ビーツのドレッシングが美しい

 

 

注文したのは見た目も楽しい黒ビール。独特の甘い香りとクリーミーな泡がたまらない。しかもこのグラス、至極安定感がありおっちょこちょいでも安心。

 

直接シェフに聞いたオススメ料理は悶絶するほど美味♪ 間違いなく井上氏の料理へのこだわりが受け継がれている。味のレベルは数々のレストラン専門誌で取り上げられてきたほどだ。

 

サテンドールを訪れる際は、必ず早めに到着し食事すべし。この日も8割以上の人がボトルワインなどとともに食事を堪能していた。ある若いご夫婦は奥様のバースデーディナー利用らしく、バンドからサプライズでハッピーバースデーの演奏があり、店内のみんなで盛り上がった。

 

 

本日のライブは月に1~2回催される「サテンドール スペシャル・セッション」。普段それぞれに活躍しているミュージシャンたちの、その場限りの臨場感溢れる掛け合いに魅了される。

 

オーナー代理の小嶋さんによれば、最近はジャズを聴いてみたくてフラリと入って来るカップルもいるという。楽譜通りに演奏せず、自分の中から出て来るもので勝負しなければならないジャズは、最もクリエイティブな音楽。「ジャズ好きは知能が高い」と言われる所以である。サテンドールをデートコースに入れれば、間違いなく口説けるだろう。

 

 

ライブの間は常にスタッフが目を配っている。「水が欲しいな」というちょっとした客の気持ちもすぐにキャッチ。グラスが空けばキビキビと、かつさりげなく近づいてきてくれるなど、ストレスフリーな居心地の良さだ。ここは客質の良さでも有名だが、それは何よりも井上氏の想いを確かに受け継ぐスタッフの質によるものかもしれない。

 

今回の取材で、ジャズはコミュニケーションだと思った。面倒な人間関係に疲れた人は、ミュージシャン同士の自由で巧みなコミュニケーションから、ハッと気づかされることがあるはず。

 

初めて一緒にステージに立ったという6人。ジャズならではの一期一会的演奏が絶妙

 

サラ・ボーンの記念すべきアルバム。日本での初ライブはサテンドールで行われた。

 

 

 

店舗情報

 

JAZZ RESTAURANT  SATIN DOLL  六本木サテンドール

〒106-0032 東京都港区六本木6-1-8 グリーンビル 5F

03-3401-3080

ホームページ

https://www.satin-doll.jp

 

 

 

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